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横浜トリエンナーレ連携プログラム 新・港村 建築部門公開プレゼン

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横浜トリエンナーレ連携プログラム『新・港村』で開催された
建築部門の公開プレゼンテ―ションに最終選考5選の設計者として参加しました。

審査員は、会場のマスターアーキテクトである、みかんぐみ曽我部さん(進行役)、他に小嶋一浩さん、馬場正尊さんというラインナップでした。

審査基準の振れ幅が大きく、そのプロセスの中で、あっと言う間に方向性が絞られてしまったことで、最終特定に至らず残念な結果となってしまいましたが、建築空間としての魅力を評価して頂いたことは収穫でした。

公開プレゼンテ―ションという、場の流れの速さに飲み込まれてしまった感じでしたが、今後の建築創作活動の糧になる経験でした。
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# by poi-arch | 2011-08-18 09:00 | プロジェクト

『シェア』を活用した建築づくり

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最近、シェアという言葉が気になっています。

シェアオフィス機能をもつ‘まちづくり拠点’へ入居したことがきっかけ、
というよりそれ以前から気になっていたようで、日常生活にシェアが身近になるにつれ、意識的にシェアを考えるようになってきました。

シェアは大量生産、大量消費に対してコラボ消費を促す所有のあり方で、公共的なものと私的なものというざっくりとした所有区分に新しい場所を創り出しています。

オフィスシェア、シェアハウス、ルームシェア、ランドシェア、カーシェア、おもちゃシェアなどなど既に一般化して活用されていて、物だけでなくサービス、人それぞれの経験といった無形のものの共有もありますが、共通しているのは個人資産の有効活用ということ。

いままで過剰に生産消費されてきたものを廃棄することにも大量のエネルギーが消費され、CO2による地球環境の悪化も懸念されるなか、今知恵を出し合って、個人を含めた社会全体でのストック(資産)の再活用が求められています。

公共建築だけでなく個人の住宅や集合住宅でも、αシェア(αは変数でアイデア次第)な仕組みをインプットさせて、いままで使われなかった部分を有効活用する。

あるいはシェアすることを前提に新しい領域を見出し、具体的にデザインを試みるといったことをこれからの建築づくり、まちづくりで展開させていきたいと思っています。

※写真は『シェア』についての参考本。
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# by poi-arch | 2011-07-20 09:59 | コンセプト

大震災後の建築・土地選定~小さな事からコツコツと頑張ろう。Do for Japan!

3.11東日本大震災では、首都圏でも大きな影響を受けています。
被災者の方々にお見舞い申し上げるとともに、いち早い復興を心から願っております。

今回の大震災では、揺れに伴う建物損傷はいうまでもなく、地盤のひび割れや液状化の被害も多い。
津波は首都圏では回避できているが、震源次第では明日は我が身だ。
静岡の浜岡原発も運転中止という事態がそれを物語っています。

いまこの緊急事態の中で、住まいに関して不安に感じている方が多くなっているようで、震災後、私の事務所にも、いつもより多くの住まいの相談を頂いています。

例えば・・・

・現状の住まいは高層集合住宅なので、日常化している‘揺れ’はもちろん、いざ大きな地震が来た時には避難上リスクを感じるので、戸建住宅への転居を考えているが、新築する場合には何から始めたらよいだろうか?

・今住んでいる住宅が安心できるものなのか?評価頂きたい!

・建築構造設計基準はどの程度の地震に耐えられるものなのか?etc.

以上はいずれも現在居住の土地建築、もしくは建てようとしている土地建築で耐えられるか?
といった現状への不安がほとんどで、それを‘大丈夫!’、あるいは‘こうしたほうが良い!’、‘こういうリスクがある・・’というように個別の事例に回答しております。

現在、テレビやWEBなどで様々な情報が行き交っておりますが、それら情報の真偽、風評、重要性といったものを‘ある個別の事例’に即して的確に判断していくには、

それ相応の専門性を前提としたコンサルティング能力が必要です。

建築プロジェクトを総括してまとめ上げることが専門の
我々のような‘ 建築家 ’を利用してほしいと思います。

人から聞いた情報をその部分のみを他の人に伝えていくような情報が人々を惑わせていくようにも思います。慌てることはありません。情報というより今ある現実を的確に見据えて判断していけば、最良の方向が見えてくるものです。

ご相談を受けて‘ やめておいたほうが良い ’というアドバイスをすることがあります。
それは、ただ建築を建てることを目的とする業種の担当者では導けない方向性だと思います。

このような自律的な姿勢がこれからの日本の家づくりやまちづくりを今までとは違うものにして行くはずであるとささやかながら感じております。

建築づくりは、それを使い、住まうひとのためにある!

改めて自覚しました。


↑ 液状化マップ東京版


↑ 液状化マップ神奈川版

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# by poi-arch | 2011-05-18 10:00 | 地耐力・地盤調査

横浜関内・北仲通へ事務所移転

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↑ミーティングスペースはプロジェクターによるプレゼンも可能。
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↑手前は交流スペース。奥はレクチャーなどに使用できるスタジオ。いずれも地域活動に開かれている。(節電中・・)

都市再生事業に積極的に参加するために、まちづくりの現場へ事務所機能を移転させつつある。

今までも都市部の住宅密集地の更新・コンバージョンへ尽力してきたが、中心市街地にも目を向けようと思う。

不良資産として放置されている空きビルや空地の再利用が課題の中心市街地の活性化を目指して、横浜市の都市再生推進課がモデル事業として立ち上げたプロジェクトに参加・協働するためというのが第一の理由である。

横浜臨海部の中心エリアである関内の北仲地区は、横浜市新市庁舎建設候補地、森ビルによる大規模再開発地域となっている場所でもある。大がかりな開発の傍らで取り残されがちな歴史的業務地区の小規模開発をどうにかしたい行政とともに成長、発展していく成熟した街のモデルを肌で感じていきたいと思っている。

横浜の観光エリアも周辺にあります。何かのついでにお立ち寄りください。

⇒案内図はこちら


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# by poi-arch | 2011-05-13 15:30 | まちづくり

『住宅購入ガイダンス』 買う(商品)か作る(作品)か?

最近、住宅購入を検討し始めた方から相談を受けました。
大震災をきっかけにした住まいへの関心は本能的な感覚が起因しているのでしょう。

その際に用意した『住宅購入ガイダンス』という簡単なレジメを紹介します。

◎住宅には大きく2タイプあり。

1. 商品としての住宅(ハウスメーカー・デベロッパー) 

出来上がったものの中から、購入者の要望・イメージに近いものを探し出す。
選定後直ちに着工準備可能。設計済みなので3カ月程度で完成。
※車を買うのと似ている。
宣伝費や諸経費によって割高(工事費以外の費用の負担大)で敷地適用の自由度は低い。

2. 作品としての住宅(設計事務所+建設会社・工務店) 

土地環境を含めたその場所に適合したもの、購入者の要望・イメージを踏まえたオリジナルなものを作り出す。設計してから着工。
完成まで1年程度。
宣伝費や諸経費は割安(工事費以外の費用の負担小)で敷地適用の自由度は高い。

☆一般的な選定フローとしては、

住宅メーカーの商品の中で満足できるかできないか?
できないなら作ろう!
選定検討には購入者自らが求めるイメージを自覚することが重要。

☆住宅評価の基本ポイントは強・用・美の3点

・強 → 構造(木・鉄・コンクリート)
・用 → 機能・性能(プランニング・内外装下地・屋根・外壁・断熱・開口・エコロジー)
・美 → 造形・空間性・文化性(内外装仕上・環境や場所に適応・街の構成要素・美的表現・個性的・歴史性)


☆傾向として、

商品は強と用に力点。美に関しては既成であるがゆえに限定的。
作品は強と用と美に力点。計画条件(予算と敷地)の範囲内で構想は自由。


☆当事務所にできること

・今回の「まずはご相談・・」といった具体的な提案以外のものについては、いつでも相談可能。(通常はメールでのコミュニケーションは無償)
・住宅メーカーやデベロッパーの商品選定にはセカンドオピニオンを実施。質問や比較検討に対してアドバイス。(※有償)
作品づくりに関しては、本業として対応。土地と資金計画の目途が立てば具体的な建築提案を行います。(※有償)

※作品とは商品に対して『作る』 建築 (品) のこと。

★最後に・・・

設計事務所は設計の独自性のみならず、工事監理業務が特徴。 

設計者は施工者と独立したクライアント(建築主)の代理人という立場で、要望や性能をまとめた設計図書通りの工事進捗をチェックする。このプロセスにより施工者が行う施工管理とは異なる立場での確認が可能となり、安心安全な住宅供給が可能となる。

設計と建設プロセスの見えないハウスメーカー商品や建売商品を買うわけではないので、建築づくりのプロセスを直接(工事監理者による報告も含めて)体感でき、安心安全を納得できる。

このように建築を施工する側から独立した立場で業務を行う設計者(工事監理者)の役割は、クライアント(建築主)との情報共有や説明責任、そしてより一層の安心安全な住宅供給が求められている大震災後の建築づくりにおいて、益々重要な業務になってきていることを日々実感しているところです。



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# by poi-arch | 2011-04-12 17:28 | 建築計画のはじまり