設計のプロセスにもいろいろあって、
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企画設計段階は主に営業行為も兼ねたプレゼンテーション、
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基本設計段階は、建築主の要望(機能やコストなど)の把握と建築の可能性(デザインや法規など)追求のコンセプトワーク、
その後、概算見積を踏まえてのコストとデザインの調整時期を経て、
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実施設計段階では、各部の納まりや仕様の決定し、施工者が詳細に見積りできる内容、そして施工できるように細かい図面を総合的にまとめあげます。
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建築確認段階では、申請用の図面を実施設計図面をベースに審査規定に適うように細かく書き込みをして、行政にお伺いを立て、めでたく建築確認済証を頂いて着工というのが概ねの
設計フローです。
只今、東京・城東地区で設計中の個人住宅は、
上記
実施設計段階の末期。建築主との設計段階の最終打合せを先週終わらせて、あとはいろいろな種類の図面をバンバンと用意する時期です。
暑い中、早朝から夜までクーラーをガンガンにかけて、細かい作業が続いています。
部屋に籠って黙々と作業に打ち込むこの段階は、設計者的には意外と楽しい時期でもありますね。
建築確認を出すまでこの状態はしばらく続きそうです。
もうすぐ、梅雨明けの空模様と合わせて、
東京・城南地区の建築確認中の狭小住宅案件もそろそろ動きそうです。