人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

アーキテクチャースタジアム

arcsta.exblog.jp

狭広(せまひろ)住宅 いよいよ始動!

東京・大田区で設計した住宅がいよいよ始動です。

行政から求められている着工前提出書類(建築工事施工計画報告書とコンクリート調合計画報告書)を提出していざ着工です。

工事契約後翌日から着工に先立ち、鉄骨にあける各種孔位置の確認を行うなど工場に発注する準備も着々と進んでいます。

形として現れるまでのいろいろな工程の準備も大切です!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ 狭小住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 店舗・事務所付住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
# by poi-arch | 2010-07-29 08:30 | プロジェクト

ひたすら図面書き~実施設計末期

設計のプロセスにもいろいろあって、

企画設計段階は主に営業行為も兼ねたプレゼンテーション、

基本設計段階は、建築主の要望(機能やコストなど)の把握と建築の可能性(デザインや法規など)追求のコンセプトワーク、

その後、概算見積を踏まえてのコストとデザインの調整時期を経て、

実施設計段階では、各部の納まりや仕様の決定し、施工者が詳細に見積りできる内容、そして施工できるように細かい図面を総合的にまとめあげます。

建築確認段階では、申請用の図面を実施設計図面をベースに審査規定に適うように細かく書き込みをして、行政にお伺いを立て、めでたく建築確認済証を頂いて着工というのが概ねの設計フローです。

只今、東京・城東地区で設計中の個人住宅は、
上記実施設計段階の末期。建築主との設計段階の最終打合せを先週終わらせて、あとはいろいろな種類の図面をバンバンと用意する時期です。

暑い中、早朝から夜までクーラーをガンガンにかけて、細かい作業が続いています。
部屋に籠って黙々と作業に打ち込むこの段階は、設計者的には意外と楽しい時期でもありますね。

建築確認を出すまでこの状態はしばらく続きそうです。

もうすぐ、梅雨明けの空模様と合わせて、
東京・城南地区の建築確認中の狭小住宅案件もそろそろ動きそうです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ 狭小住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 店舗・事務所付住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
# by poi-arch | 2010-07-16 16:00 | その他

狭く建てて、広く暮らす。

(↑撮影copyright : 田中昭成) 
北九州で建築中の平屋建て住宅。
いよいよ空間の輪郭が見えてきました!

厳しい予算、必要最小限の床面積という条件の中、
最適解として導かれた方法は、

周囲の敷地境界壁を生活空間に取り込むこと。

コンクリートブロック構造壁を中心としたダイアモンド型の平面は、
必要最小限の床面積の実現と周囲の敷地境界壁を生活空間に取り込むカタチとして採用されました。

敷地の角と内部の構造壁の角とで内外融合したコンクリートブロック空間が出来上がり、敷地全体を内部と同質な空間としてシツラエルことが可能になりました。

狭く建てて、広く暮らす。

相反する命題が同時に成立するコンセプト。
上記の写真が明快に表現しています。

☆詳細は
※共同設計:田中昭成のHPにて公開中!
※構造設計:名和研二(なわけんジム
※設備設計:高橋計之(ラパン建築設備工房

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ 狭小住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 店舗・事務所付住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
# by poi-arch | 2010-07-02 20:00 | プロジェクト

建築主と一緒にショールーム巡り

建材や設備の仕様決定や選定のプロセスは、
HP→カタログ→サンプル→(模型)が概ねの流れですが、
やはり実物とその大きさを感じてみたい!
これは建築主だけでなく設計者も同じこと。

ショールームへは、ぜひ建築主と設計者が一緒に行ってみたいものです。

ハウスメーカーのモデルハウスやマンションのモデルルームであれば実体験として建物の中に入ることができるので解りやすいのですが、
一棟もののオリジナル建築の場合は、オリジナルな要望に合わせてコレクションされたものの総体が空間をつくり上げるので、イマジネーションが必要になります。そこをどのようにサポートしていくかも設計プロセスとして重要です。

そんな中でショールームは部分的とはいえ、商品を含めてその周辺部分までモデル化されているので、部分部分から全体を想像していく良いきっかけになります。

建築を全体から理解しようとせずに、生活シーンに合わせて、図面の中を歩いてみる。くまなく歩き、見まわして、利用してみるといった想像世界のつなぎ合わせで建築を理解してみると解りやすくなりますね!

※私はぶらぶら街歩きの時もイメージ形成に役立てます。
 同様に店舗内装も参考になりますね!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ 狭小住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 店舗・事務所付住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
# by poi-arch | 2010-06-18 16:30 | その他

建築確認制度 6月1日運用改善前 提出案件の審査状況

先日6月1日の建築確認手続きの運用改善前に提出した東京都某区に提出した案件の意匠・設備審査をほぼ終え、残りは消防・構造審査の段階になりました。

行政への入念な説明や関係各局での資料収集が功を奏し、ほぼ順調に進みました。
しかし、行政による補正・追加説明の要求日付は6月1日以降でしたが、
それ以前の運用方式でのやりとりであったため煩雑な作業が伴いました。

次回申請からは、このような作業は軽減されると思いながら、地道に修正作業をコナシマシタ。

それにしても、建築関連法規に適合するかどうかできるのチェックというより、書類の整合性チェックにこだわる審査体制は、建築確認制度の有り方を考えさせられるプロセスではありました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ 狭小住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 店舗・事務所付住宅へ
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
# by poi-arch | 2010-06-17 08:15 | 建築法規